場合の数

さて、前回の更新から約2週間。その後成果はなかなか上がらない。

結局のところ、数学Ⅰ・Aからやり直しをしなければならないという事実は変わらない。(この事実を受け入れるのは結構辛い。)薄い教科書を選択したのは正解…と思いきや、基本情報技術者試験レベルだと解答の速さも求められる模様。試しに過去問に挑戦してみたところ、惨めなくらい歯が立たない。そう、ブログで御託を並べるような状況にさえ至っていないのである。

まず、演習問題は多く解いておく必要があるのでネットの評判を頼りに問題数が多いと言われる青チャートを購入する。

思い上がった自分にはいい薬なのだろうか…

明日から頑張ります

早くも逃げ出したい。そんな気持ち。

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使用するテキストの選定は大事。大人の特権は、自分で師事する相手を選ぶことができる(かもしれない)ということと、テキストを吟味出来るということ。ブックファースト川越店で数学の参考書を漁ること数十分。Aクラスブックというシリーズで勉強することに決める。

決め手はテキストの薄さと単元別に平易に記載されていること。ドラゴン桜(古い)で初期の勉強法として、小学生高学年のドリルをひたすら解くという場面があった。やはり最初は薄めのテキストをやっつけて自信を得るのが良いのだろう。それから、基本情報技術者試験ベースで言えば、高校数学全てを復習する必要は無いから、単元別でテキストを探すのもベターな選択肢だと思う。

…というのは言い訳で、数Ⅰ・Aで一冊みたいな奴って、高校時代の居残り授業を彷彿とさせて嫌だ!って思いがある。

Aクラスブックは、小・中・高という垣根を気にすること無く、単元別に数学を完成させることを目的として…というような説明文書の通り、最初は凄く簡単(に見える)ことが魅力的に思えた。

さて、第一巻の「整数」は全6章からなる。一日1時間学習を目安として、どれくらい消化出来るだろうか。あわよくば、今週中に消化出来れば嬉しいのだが…

イントロ

思いついたようにブログを開設した。当ブログの目的は、勉強の記録をつけること。人間どうしても楽な方向に流れがちである一方、歳を取ると自主性だけがいたずらに尊重される傾向がある。それはそれで有り難いことではあるのだが、基礎的な知識を習得する場合においては、強制される方が良いのではないかと考えている。そこで、勉強の記録を公開してしまおうという寸法だ。自分に恥じらいという感情があればそれなりに惰性に立ち向かえるだろう、と期待する。

今直面している課題は、ACCESSの運用である。恐らくそれは大して難しいことではない。そもそもACCESSは素人でも使用できるように開発されたデータベースのソフトウェアである。だいたいMicrosoftのOFFICEにWORDとかEXCELとかとセットで入っているくらいだから、実務で適当に使っていればマスターできるんじゃないかという見込みはある。

しかし、それはあくまで操作に限定した話で、開発もしなければならないとなると別の問題だ。迷惑極まりない話であるが、俄仕込みのACCESSで構築されたデータベースをガッツリ実務で運用している癖に、エラー修正もしないまま「これはバグっている」とか「専門のSEが修正すべきだが、予算が無い」とか、そういう子供じみた言い訳を並べ立てては状況を悪いままにしている職場にブチ込まれたからには仕方ない。予算確保して外注するという選択をするにせよ、ACCESSの何たるかを知らないことには始まらない。勉強するしかないのだ。

志は大きい方が良い。基本情報技術者試験合格を視野に入れつつ、データベーススペシャリスト試験合格を目指す。これが今年度のゴールだ。…とは言え、その前に当然ACCESSの基本操作を覚えなければならないし、SQLの基礎知識も必要になってくるのだろう。それよりも大きな問題は、数学の基礎知識が必要と思われるのである。基本情報技術者試験のテキストを読むと、高校数学で見たような問題が幾つか出てくるのである。

以上のように、急がば回れではないが、まず高校数学から勉強やり直しである。この文章を書きながら、実に暗澹たる思いである。齢三十六にして、高校数学からとは…

マラソンの号砲とともに靴紐が切れるような生活が今始まる。