イントロ

思いついたようにブログを開設した。当ブログの目的は、勉強の記録をつけること。人間どうしても楽な方向に流れがちである一方、歳を取ると自主性だけがいたずらに尊重される傾向がある。それはそれで有り難いことではあるのだが、基礎的な知識を習得する場合においては、強制される方が良いのではないかと考えている。そこで、勉強の記録を公開してしまおうという寸法だ。自分に恥じらいという感情があればそれなりに惰性に立ち向かえるだろう、と期待する。

今直面している課題は、ACCESSの運用である。恐らくそれは大して難しいことではない。そもそもACCESSは素人でも使用できるように開発されたデータベースのソフトウェアである。だいたいMicrosoftのOFFICEにWORDとかEXCELとかとセットで入っているくらいだから、実務で適当に使っていればマスターできるんじゃないかという見込みはある。

しかし、それはあくまで操作に限定した話で、開発もしなければならないとなると別の問題だ。迷惑極まりない話であるが、俄仕込みのACCESSで構築されたデータベースをガッツリ実務で運用している癖に、エラー修正もしないまま「これはバグっている」とか「専門のSEが修正すべきだが、予算が無い」とか、そういう子供じみた言い訳を並べ立てては状況を悪いままにしている職場にブチ込まれたからには仕方ない。予算確保して外注するという選択をするにせよ、ACCESSの何たるかを知らないことには始まらない。勉強するしかないのだ。

志は大きい方が良い。基本情報技術者試験合格を視野に入れつつ、データベーススペシャリスト試験合格を目指す。これが今年度のゴールだ。…とは言え、その前に当然ACCESSの基本操作を覚えなければならないし、SQLの基礎知識も必要になってくるのだろう。それよりも大きな問題は、数学の基礎知識が必要と思われるのである。基本情報技術者試験のテキストを読むと、高校数学で見たような問題が幾つか出てくるのである。

以上のように、急がば回れではないが、まず高校数学から勉強やり直しである。この文章を書きながら、実に暗澹たる思いである。齢三十六にして、高校数学からとは…

マラソンの号砲とともに靴紐が切れるような生活が今始まる。